今高研究室 Imataka Lab/xR

獨協医科大学医学部小児科学

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2021.03.13

Gaming disorder・ゲーム障害

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 米国の市場調査会社、eMarketerによると、2020年には世界人口の62.6% (約47億8000万人) がスマートフォンを使用していたとの予測結果が報告された。現実問題、こうした状況とパラレルにこの10年でインターネット依存・ゲーム依存による地球規模での莫大な社会的・時間的・個人的損失が問題となっている。

 この問題に先駆けて医学分野では、2013年に米国精神医学会「DSM-5」にインターネットゲーム障害」の診断基準が収載され、2018年には世界保健機構 (WHO) より「Gaming Disorder・ゲーム障害」の診断基準が提唱された。そして来年の2022年1月、WHOは Gaming Disorder を国際疾病分類 (ICD-11) に収載する決定をした。これにより「インターネットゲーム障害は単なる社会現象ではなく、疾病概念の一つである」というコンセンサスが正式に世界に認知されたことになる。

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今高研究室は「医療を必要とする子どもの最善の利益」を実現する持続可能な社会(Sustainable Developmental Goals; SDGs)の構築を目指し、小児神経学と医療倫理哲学をベースとした療育の有り方について研究をしています。
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