今高研究室 Imataka Lab/xR

獨協医科大学医学部小児科学

ブログ
2021.01.01

医療的共通価値の創造

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 2021年、COVID-19以前の医療的価値は既に危機に瀕した。これからの医療は社会的に困難な課題により多く立ち向かわなければいけない。ならば新しい日常の医療 (New Normal Medical Care; N2MC) は何処に向かうべきだろうか。マイケル・ポーター氏とマーク・クラマー氏の共通価値の戦略理論を基に論じてみたい。

 医療が社会課題に取り組むことで社会的価値が創造される。その結果として医療と社会に共通の価値観が創造される。こうして作られた医療的共通価値 (Creating Shared Medical Value; CSMV) は、偏狭な現代医療とは全く別の創造性と幸福観を未来の社会にもたらすというのだ。

 新しい日常の医療の目的は、延命や治癒率の向上に寄与する利潤ではなく「地域社会と医療者に共通した価値を創出することである」と再定義すべきである。

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獨協医科大学医学部小児科学
今高研究室は「医療を必要とする子どもの最善の利益」を実現する持続可能な社会(Sustainable Developmental Goals; SDGs)の構築を目指し、小児神経学と医療倫理哲学をベースとした療育の有り方について研究をしています。
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